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年度 2011年度 開講部局 医学部医学科
講義コード I1530001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 組織細胞機能学
授業科目名
(フリガナ)
ソシキサイボウキノウガク
英文授業科目名 Physiology and Biochemistry
担当教員名 浅野 知一郎,今泉 和則,吉栖 正生,橋本 浩一,田代 聡,鎌田 英明
担当教員名
(フリガナ)
アサノ トモイチロウ,イマイズミ カズノリ,ヨシズミ マサオ,ハシモト コウイチ,タシロ サトシ,カマタ ヒデアキ
開講キャンパス 開設期 2年次生   前期
曜日時限 集中 講義室 医第3講義室 
授業の方法   授業の方法
【詳細情報】
生化学、生理学共に講義中心であるが、それに加え、実習がある。 
単位 10 週時間  
対象学生 2年次生 後期
授業のキーワード 生化学 生理学 細胞機能 基礎医学 代謝 シグナル伝達 神経機能 循環 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
医学プログラム
(知的能力・技能)
・1.人体の構造に関する知識・理解の展開 2.細胞の機能に関する知識・理解の展開 3.生体の反応に関する知識・理解の展開 4.病因病態に関する知識・理解の展開 8.健康政策・社会医療システムに関する知識・理解の展開
・1.人体の構造に関する知識・理解の展開2.細胞の機能に関する知識・理解の展開3.生体の反応に関する知識・理解の展開4.病因病態に関する知識・理解の展開5.器官・システムとその破綻による疾患に関する知識・理解の展開6.全身の機能の破綻による疾患に関する知識・理解の展開7.身体症候・症候診断に関する知識・理解の展開8.健康政策・社会医療システムに関する知識・理解の展開9.基本的診療・診療技能に関する知識・理解の展開
(総合的能力・技能)
・プレゼンテーション能力
 
授業の目標・概要等 医師となるための医学知識の習得にむけて、身体の機能調節の仕組みを基礎的側面から体系的に理解する。 
授業計画  1.細胞生理学概説
 2.興奮膜理論
 3.細胞膜の電気的性質
 4.興奮の伝導
 5.神経生理学総論
 6.感覚機能
 7.運動機能
 8.高次脳機能
 9.自律神経系
10.心臓総論
11.心臓の電気現象
12.循環(血行動態)総論
13.呼吸
14.腎・血液・体液調節
15.骨格筋収縮
16.消化吸収
17.内分泌・ビタミン
18. 糖質化学
19. 蛋白質化学
20. 細胞生物学
21. 脂質化学
22. 細胞生物学
23. 分子生物学
24. 発生生物学
25. 代謝学
26. 内分泌学
27. 病態栄養学
28. 核酸化学
29. 分子生物学

講義の終了後に筆記試験を行う。生化学に関しては、追試は1回のみである。
実習、グループ学習(生化学)においては、レポートの提出が必要である。 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心;板書多用;教科書・プリント・テープの聞き取り・ディスカッション・ディベート・学生の発表・講義のレジュメの有無等)
使用する視聴覚教材の種類(ビデオ・DVD・OHP・接写カメラ・スライド・パワーポイント等)
ビデオ・DVD使用の場合(本数;1回の上映時間)
ビデオ・DVDの文字情報(字幕・内容解説書の有無)
医学書院,標準生理学 第6版:本郷利憲,廣重 力 監修,豊田順一他編集,2005年
Williams & Wilkins, Respiratory Physiology 第6版 :J. B. West, 2000年
医学書院, 標準分子医化学,藤田道也編, (10,000円)
遺伝子工学キーワードブック 改訂第二版 緒方宣邦・野島博,羊土社,2000年
Lange, Harper's Biochemistry, Robert K.Murrayほか著:丸善,
ハ-パー生化学,上代淑人監訳 ; 石村巽ほか訳 原著の翻訳,
西村書店,カラー生化学,清水孝雄他監訳,2003年(8,500円)
Garland Publishing, Molecular Biology of the Cell (B. Albertsほか著)(12,000円):ニュートンプレス, 細胞の分子生物学 (中村桂子ほか監訳 原著の翻訳), (20,000円)
Qxford University Press, Genes VII (B. Levine著), 2000年(8,750円)
メディカルサイエンスインターナショナル,ゲノム(T.A. Brown著),2000年(9,500円)
東京化学同人, 分子細胞生物学(カープ著,山本正幸,渡辺雄一郎監訳) 
東京化学同人, 生化学辞典(今堀和友,山川民夫監修) (9,800円)
東京化学同人, 分子細胞生物学辞典(村松正実ほか編)
 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
予習よりも復習に力を注いでもらいたい。毎回の授業内容が豊富なので、欠席すると、その後の理解が困難になる。休まずに出席すること。 
履修上の注意
受講条件等
実習、グループ学習(生化学)を欠席すると組織細胞機能学の試験を受けることができない。 
成績評価の基準等 筆記テストが中心だが、出席点も加える。 
メッセージ 本科目の講義内容は臨床医学の理解のための基盤となるものである。また本講義の目的とするところは、単なる暗記ではなく、複雑な生体機能を真に理解することにある。それには学生諸君の講義や実習、グループ学習(生化学)における積極的参加が不可欠であり、特に理由のないかぎり欠席は認めない。実習は講義の内容をさらに深く理解するために行われるものである。 
その他   
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。 
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