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年度 2011年度 開講部局 理学部
講義コード HL020000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 生物科学基礎実験II
授業科目名
(フリガナ)
セイブツカガクキソジッケン2
英文授業科目名 Practice for Fundamental Biology II
担当教員名 坂本 尚昭,古本 強,森下 文浩,鈴木 克周,小原 政信,中坪 敬子,松崎 雅広,守口 和基,坪田 博美,濱生 こずえ,中野 敏彰,植木 龍也
担当教員名
(フリガナ)
サカモト ナオアキ,フルモト ツヨシ,モリシタ フミヒロ,スズキ カツノリ,オバラ マサノブ,ナカツボ ケイコ,マツザキ マサヒロ,モリグチ カズキ,ツボタ ヒロミ,ハマオ コズエ,ナカノ トシアキ,ウエキ タツヤ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期
曜日時限 火 5時限,6時限,7時限 水 5時限,6時限,7時限 講義室  
授業の方法 実験 授業の方法
【詳細情報】
実験、野外実習、作業、薬品使用 
単位 2 週時間 6
対象学生 理学部生物科学科2年次生
授業のキーワード 動物の生態、生化学の基礎、生物情報処理法、遺伝学の基礎 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
基礎実験IIを通して観察技能と実験操作技能を修得し、さらに実験結果や関連するデータを収集し評価する能力を高めるための科目である。
 
到達度評価
の評価項目
生物学プログラム
(実践的能力・技能)
・身につけた基礎的知識を元に実験・調査などを遂行する能力の修得
 
授業の目標・概要等 生物科学の学習の基礎として、遺伝学の基礎、化学的な分析方法、データベース検索等について、学習する。 
授業計画 第1回 全体のガイダンス
第2回 動物の生態(1)土壌動物
第3回 動物の生態(2)土壌動物
第4回 動物の生態(3)土壌動物
第5回 動物の生態(4)総合討論
第6回 生化学の基礎ー分光分析(1)分光分析の基礎
第7回 生化学の基礎ー分光分析(2)DNA, 蛋白質の紫外吸収スペクトル
第8回 生化学の基礎ー分光分析(3)蛋白質の定量
第9回 生化学の基礎ー分光分析(4)ジフェニルアミンによるDNAの定量(Dische法)
第10回 生化学の基礎ー分光分析(5)総合討論
第11回 生化学の基礎ー酸と塩基(1)pHと緩衝液
第12回 生化学の基礎ー酸と塩基(2)酸・塩基溶液の調製
第13回 生化学の基礎ー酸と塩基(3)中和滴定
第14回 生化学の基礎ー酸と塩基(4)緩衝液
第15回 生化学の基礎ー酸と塩基(5)総合討論
第16回 生化学の基礎ー物質の分離(1)分離
第17回 生化学の基礎ー物質の分離(2)透析
第18回 生化学の基礎ー物質の分離(3)ゲル濾過
第19回 生化学の基礎ー物質の分離(4)総合討論
第20回 生物情報処理法(1)データベースを利用した情報検索
第21回 生物情報処理法(2)検索結果の解釈と文献検索、総合討論
第22回 生物情報処理法(3)分子系統解析(距離法とDNAデータベースを用いた配列検索)
第23回 生物情報処理法(4)分子系統解析(アライメントと距離行列の算出と系統解析)
第24回 生物情報処理法(5)総合討論
第25回 遺伝学の基礎(6)培地、電気泳動試薬
第26回 遺伝学の基礎(7)形質転換
第27回 遺伝学の基礎(8)制限酵素によるDNA消化とアガロースゲル電気泳動
第28回 遺伝学の基礎(9)プラスミド調製
第29回 遺伝学の基礎(10)制限酵素地図作成
第30回 遺伝学の基礎(11)総合討論

実習計画の詳細については初回のガイダンスで説明する。
実験材料等の都合で日程が多少変更になることもある。 
教科書・参考書等 実習書「生物科学基礎実験 I、II 」のテキストと安全手引書「実験を安全に行うために」「続 実験を安全に行うためにー基本操作・基本測定編ー」を使用する。また、適宜プリント等を配布する。  
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト,配付資料 
予習・復習への
アドバイス
配布する生物学基礎実験I、II のテキストを実験前と実験後に熟読すること。
各テーマのレポートは、そのテーマの実習が終了後、速やかに作成すること。
通常レポートは(1)目的・背景、(2)方法、(3)結果、(4)考察といった体裁を整えること。 
履修上の注意
受講条件等
単位が認定されるためには、原則として全ての実験・実習に出席しなければならない。 
成績評価の基準等 出席、授業態度およびレポートによる評価。平常点20%およびレポート80%により成績評価を行う。 
メッセージ 実験には危険が伴うことがあるので、実験の手順などに対して十分な注意を必要とする。 
その他   
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。 
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