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年度 2010年度 開講部局 教養教育
講義コード 67071001 科目区分 領域科目
授業科目名 *言語学の理論と方法【教】
授業科目名
(フリガナ)
ゲンゴガクノリロントホウホウ
英文授業科目名 Theory and Methodology of Linguistic Science
担当教員名 酒井 弘
担当教員名
(フリガナ)
サカイ ヒロム
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期
曜日時限 水 7時限,8時限 講義室 教K102 
授業の方法 講義・演習 授業の方法
【詳細情報】
講義中心で,毎回授業資料を配布します.パワーポイントスライド,ビデオ,音声を使用します. 
単位 2 週時間 2
対象学生  
授業のキーワード 母語の獲得 外国語の学習 ソシュール チョムスキー 認知科学 
教職専門科目   教科専門科目  
関連するプログラム 
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
 
学習の成果個別科目(複合領域) 
授業の目標・概要等 人間はどうしてことばを使えるのか、ことばを育み・学ぶ脳と心のメカニズムはどのようなものなのか、「ことばの科学(言語学)」とは、このような疑問に答えようとする研究分野である。日本語や外国語の身近な実例を用いた解説を通して、ことばの科学(言語学)の基本的な考え方(理論)や研究の進め方(方法)を解説する。 
授業計画 ****<私たちの一生とことば>****
第1回: ことばの科学とはなにか
第2回: ことばを失う
第3回: 赤ちゃんのことば
第4回: 外国語はなぜ難しいのか
*クイズ(小テスト)#1
********<音声と発音>*******
第5回: ことばの音と発音の特徴
第6回: 音のまとまりと単語の音声
第7回: 単語を越えたことばの音声
*クイズ(小テスト)#2
********<音韻と語彙>*********
第8回: ことばの音と意味の関係
第9回: 前半のまとめと演習
*クイズ(小テスト)#3
**********<文法と意味>***********
第10回: 文の成り立ち
第11回: 文の基本構造
第12回: 文の構造と文の意味
第13回: 文法の比較と対照
*クイズ(小テスト)#4
第14回: 文の意味と文脈
第15回: 期末試験 
教科書・参考書等 パワーポイント、ビデオ、音声分析プログラムなどさまざまな視聴覚機器を使用しながら、講義形式で授業を進めます。講義内容をまとめたハンドアウトを配布しますが、講義を聴きながらキーワードを書き込んで学習するワークブック形式になっているので、ハンドアウトがあれば講義に出席しなくても良いと言うわけではありません!
<参考文献>
酒井弘 「脳の働きから『ことば』を観る」 講座日本語教育学第3巻 スリーエーネットワーク
酒井弘 「言語教育と言語理論」 講座日本語教育学第6巻 スリーエーネットワーク
関啓子 「失語症を解く-言語聴覚士が語ることばの不思議-」 人文書院
白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人-第二言語習得論への招待-」 岩波書店 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料,音声,映像(パワーポイントスライド及びビデオ) 
予習・復習への
アドバイス
第1回 第1回から第4回は復習中心の取り組みでOK。配布した資料を読んで復習する
第2回 同上
第3回 同上
第4回 同上 小テスト#1に取り組む
第5回 第5回以降は予習が必要 指定された参考文献を読んで来る
第6回 同上
第7回 同上 小テスト#2に取り組む
第8回 同上
第9回 前半のまとめをするので、疑問点について質問する 小テスト#3に取り組む
第10回 指定された参考文献を読んで来る
第11回 同上
第12回 同上
第13回 同上 小テスト#4に取り組む
第14回 そろそろ期末試験に備える 疑問点を質問する
第15回 期末試験 
履修上の注意
受講条件等
旧カリ(平成17年度入学以前生対象)の「世界の言語」に読み替えます。 
成績評価の基準等 期末試験(80%)と小テスト(5%×4回=20%)の成績に基づいて評価します。
期末試験と小テストには、「知識・理解」を評価するための項目問題と「能力・技能」を評価するための論述問題を含みます。前者は「秀・優・良・可・不可」の5段階、後者は「非常に優れている」、「優れている」、「基準に到達している」、「記載なし」の4段階で評価します。 
メッセージ  
その他  
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