年度 |
2010年度 |
開講部局 |
総合科学部 |
講義コード |
AA002001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
文化交流論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ブンカコウリュウロン |
英文授業科目名 |
Cultural Interchange |
担当教員名 |
三木 直大 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミキ ナオタケ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 |
曜日時限 |
火 9時限,10時限 |
講義室 |
総J306 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義を主とし、適宜ディスカッションを行なう。 |
単位 |
2 |
週時間 |
2 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
他者、異なり、比較、相克、受容と変容 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 基盤的科目 |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
「文化交流」とは、いったい何であろうか。各地の文化は、異質な文化との出会いを契機として、自分に目覚め、他を理解し、他と対決し、他を受容し、自他を変容させる。異なるものは、いつも外に存在するとはかぎらない、内に生まれてくることもある。また異なるものは、同じ時代の違う場所に見いだされるだけでなく、時間的に遠く離れたところにも見いだされる。こうした「文化交流」の諸相を具体的な事例に即して講義する。 |
授業計画 |
4月13日 三木 はじめに ― 国際交流基金のホームページから 第1部 4月20日 佐藤 キリスト教文化とイスラーム文化の遭遇 4月27日 池田 多文化共生の展望 ― マレーシアの「ブミプトラ政策」から考える 5月11日 長坂 人の移動と文化の構築:フィリピン人移民の経験から 5月18日 的場 アジア系アメリカ人の諸相 5月25日 高谷 文化の行方 ― 跨境文化の人類学 第2部 6月 1日 田原 イギリスの自国意識と自然観の変容 6月 8日 要田 イギリス小説と大英帝国 6月15日 要田 二都物語 ― 19世紀のロンドンとパリ 6月22日 荒見 敦煌文書と大英帝国 第3部 6月29日 近藤 哲学という非文化交流 7月 6日 レヴィ 学校教員の職業アイデンティティの日仏比較 7月13日 荒見 日本と中国の外来語 7月20日 三木 台湾という多文化社会を考える
7月27日 三木 おわりに ― 文化交流・近代化・植民地主義・グローバリズム
第Ⅰ部-第Ⅲ部の各部においてレポートを一編ずつ、合計三編のレポートの提出を求める。
オムニバス形式で授業を行なう。講義日程は、変更される場合もある。それぞれの回の講義内容の概略は、最初の授業でプリントを配布する。 |
教科書・参考書等 |
参考文献や資料などのプリントは各講義で配付する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)等 |
予習・復習への アドバイス |
講義に際して配付される資料などを使って講義をよく理解しておき、レポートに備えること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特になし。 |
成績評価の基準等 |
第Ⅰ部-第Ⅲ部の各部においてレポートを一編ずつ、合計三編のレポートのそれぞれの評価を加算して成績評価とする。良好な出席状況はレポート執筆の資格である。 |
メッセージ |
地域文化プログラムの基盤的科目です。このプログラムの学生は受講してください。 |
その他 |
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